施工中の二級河川御祓川広域河川改修工事(護岸1工区、2工区)の現場で、現場講習会を開催しました。
当社は、1工区の現場を担当しており、2工区は同じく七尾市内にある(株) 戸田組が担当しています。本工事では、測量や堆積土砂の掘削に特殊な機械を採用したため、石川県土木部の方々と共に現場講習会を行いました。
現場作業の様子です。現場に重機の設置スペースが無かったことや、橋の下を従来のバックホウが通ることが出来なかったため、本工事では水陸両用のバックホウを採用しました。これにより、水中での掘削作業が可能になり、川の水をせき止めるための仮設が不要になったので、工期を大幅に短縮することが出来ます。
土砂を運搬するクローラダンプも水陸両用です。どちらも特殊な機械で、近隣には無かったため、今回の工事のために沖縄から取り寄せました。機械を操作するオペレーターや水中で測量を行う潜水士さんも、沖縄から来ていただきました。このような工事を見学できる機会は滅多にないので、大変貴重な体験が出来ました。